楽屋口だより

楽屋口― それは華やかなエンターテインメントの世界に旅立つ滑走路、それとも日常から非日常へとつながる夢の架け橋。楽屋口の扉越しに、あなたの知らない横浜アリーナを覗いてみませんか?
横浜アリーナからのささやかな楽屋口だよりを受け取りたい方、入り口はこちらです。どうぞお入りください。

第19回

担当者のひとり言(安心・安全なイベント会場をめざして)

横浜アリーナは、コンサートや企業の式典・展示会や販売会などで年間160万人以上のご来場者様にお越し頂いています。

私たち横浜アリーナは、もしもの時に備えて定期的に防災訓練、救命講習を行い、ご来場者様の安心・安全の確保に努めています。

救命講習訓練「応急手当の基礎知識」を実施しました。

6月4日、横浜市港北消防署のご協力により、チーム横浜アリーナのスタッフ約40名で訓練を行ないました。

今回は心臓や呼吸が止まった人を救うための、「救命のリレー」をスタートさせるための訓練です。

「救命のリレー」とは、「早い119番通報」、「早い応急手当」、「早い救急処置」、「早い救命医療」、の4つの連携プレーで命を救うことです。

 

2 P1070966.JPG

1 P1070983.JPG
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

《負傷者発見!》

「もしもーし」「聞こえますか」「大丈夫ですか」(反応の確認)

《反応無し!》

「すみません、そこの青い服の女性、救急車の要請をお願いします。」(119番 救急車要請)

「すみません、そこのメガネをかけた白いシャツの男性、AEDをもってきてください。」(AED要請)

《気道の確保!》

「観て、聞いて、感じて、4、5、6、7、8、10、」

  

3 P1070968.JPG

4 P1070959.JPGのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《呼吸の確認!》

「呼吸なし」「人工呼吸開始」1回、2回、

「自発呼吸なし、心臓マッサージ開始」

「心臓マッサージ開始」1、2、3、4、・・・10、11、12、・・・・29、30、

 

4 P1070959.JPG

6 P1070989.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《AED到着》

AEDの電極パットを装着、による心電図の解析、、、

【電気ショック必要あり】 or 【必要なし】

人工呼吸2回と心臓マッサージ30回とAEDによるショック、、、救急隊の到着まで繰返し行なう。

 

7 P1070986.JPG

8 P1070980.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心臓や呼吸が止まった人の治療は1分1秒を争います。

命の助かる可能性はその後約10分間の対応で大きく変わると伺いました。

また、心臓が痙攣したような状態になる、心室細動はAEDの電気ショックが有効な措置です。

 

横浜アリーナには(1階正面ロビー南側・2階ロビー東側・防災センター前)に3台AEDを設置しています。

 

9 P1070973.JPG

10 P1070949.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

救急隊が到着するまでの数分間の救命処置の大切さ、大変さを講習に参加して実感しました。

あってはならないのですが「いざ」と言う時には、救急隊へのスムーズな救命のための連携プレーをスタートさせたいと横浜アリーナは考えています。

 

*心室細動とは、

心臓の筋肉がけいれんをしたような状態になり、全身に血液を送るポンプ機能を失った状態になる致死性不整脈の一つです。

心室細動の唯一の治療方法が、除細動器(AEDを含む)で電気ショックを与えることだと言われています。

 

*AED(自動体外式除細動器)とは、

心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。

2004年7月より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、病院や診療所、救急車はもちろんのこと、空港、駅、スポーツクラブ、学校、公共施設、企業等や、人が多く集まる催物会場などを中心に設置されています。

 

By  Y . F  2008/6/5