横浜アリーナ YOKOHAMA ARENA

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主な設備のご案内

天井吊りフック

様々なイベントの設営に際し、フレキシブルな対応が出来るようアリーナ天井面に約3m間隔で約600点の吊りフックを設置しています。吊りフックの耐荷重は1点当たり1トン~9トンで、パターンによって20トン~30トンの吊り物が可能です。
縦横に張りめぐらせたキャットウォークにより抜群の作業性を確保しています。

吊りフック
吊りフック

天井吊りフック配置図

吊り荷重チェックシステム

イベント時の設営に際し、天井の吊り能力を最大限に利用していただくためにコンピューターによる吊り荷重チェックシステムを採用しております。
今まで事前に届出られた荷重が実際の現場で守られているかを確認するのは、非常に困難でした。そこで、横浜アリーナではロードセル (荷重計) 及び歪み計によってフックにかかっている実荷重や、荷重により屋根に与える影響を監視するシステムを開発・採用しております。
監視は全てコントロール室にて行い、過荷重のチェックのみならず移動荷重もリアルタイムで監視可能ですので吊り能力を最大限に引き出し、今までできなかった設営を安全・効率的に行うことができるようになりました。

吊り荷重強化・吊りフック強化

2022年の改修工事で既存の梁を補強、Aステージエリア、中央ステージパターンの吊り荷重を強化、補強効果をより有効にするため、一部吊りフックの仕様変更および増設したことにより演出プランの多様化に寄与しました。